新型コロナウィルス騒動が一年半続いているが、未だにそのウィルスの起源が不明である。Sars/Mersのときは発生して数ヶ月後に感染経路がわかった。
一年前、トランプ大統領は「武漢ウィルス研究所から流出」と報告を受けていると指摘したが、反駁する大新聞は真面目に取り上げなかった。それが最近になって米国WSJ、英国Daily Mail、Sunday Timesが報道し、「武漢流出説」が再燃している。
怖いのは「機能性実験」あるいは「機能獲得実験」といわれる武漢のプロジェクトである。人類滅亡の危機にも繋がりかねないため、オバマ大統領の時に中止されたが、武漢で継続されてきた。しかも、米国の感染対策トップであるファウチ(国立アレルギー感染症研究所)所長が関与していたことが発覚した。つまり、武漢流出説はアメリカにとっても両刃の剣になる悩ましい説でもある。
〔参照資料〕
- 日本国内の新型コロナウイルス感染症第一例を契機に検知された中国武漢市における市中感染の発生(速報掲載日 2020/7/7)
- Listings of WHO’s response to COVID-19
- Mission summary: WHO Field Visit to Wuhan, China 20-21 January 2020 - 武漢調査の結果、2019/12のヒトーヒト感染が確認
- 米大統領 コロナ 「起源」 巡りさ らなる分析を要請 (2021年5月27日)
- 新型コロナの起源 英情報機関も「武漢説」(英Sunday Times)
- "新型コロナ”武漢起源説は「妥 当」 米国立研究所 (2021年6月8日)
- トランプ大統領 新型コロナの「武漢起源説に自信」
- 新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実