盛岡周辺を旅しよう! ……とメールでつぶやき xxx.yyy@blogger.com に送った。それがこの記事で、それをもとに編集している。SNSが普及する前、多分10年ほど前までは、携帯で撮った写真に文を添えて、ブログサイトで一意に割り当てたメールアドレスに送って記事を作成していた。
旅の途中で撮った写真を添付したメールを送るだけでよいので、時間とバッテリーを節約して記事を投稿できる手段として重宝した。その後、複数サイトに同時にメール送信で投稿できるPixelPipeを重宝したが、SNS普及で廃れた。
5年ほど前からは、ほぼInstagramしか使っていない。買い替えたスマホで写真を撮るとInstagramのアイコンが表示されたので、これをクリックしてシェアするだけという簡便さが気に入った。それがfacebookの狙いで、それを実現するためにInstagramを買収した。
それ以前にInstagramを使ったが他のアプリ(とくにSNS)との連携がなかったため使わなくなっていた。5年前に買い替えたスマホ(fujitsu製)の標準カメラでデフォールトとして採用されたのがInstagramだったわけだ。その時にはfacebookに加えて、twitter, tumblr, amebaなどにも自動投稿するように設定できた。
そんなことを思い出して書いたが、本来は購入済みの青春18きっぷの有効期限があと十日しか残っていないので、どこへ行くか検討するために過去の旅の地図を整理していた。10年もぶらり旅を続けていると訪ねた場所もいつの間にか数百カ所になり、あそこもここも行ったなあ、でもあそこはまた行きたいな~などと思いを馳せて、なかなか行き場所が決まらない。
あっちこっち行ったといっても本州と北海道の一部だけである。本州でも、西は山陽本線岩国、山陰本線鳥取までなので、島根県や山口県は行っていない。東北には十数回は行っているが、盛岡以北は行っていない。もちろん、ぶらり旅を始める以前にビジネスやドライブで行ったことはある。ローカル列車に揺られて気に入ったところで降りて歩く旅をしていないという意味である。
盛岡、弘前、青森、八戸には東横インやアパホテル(パートナー)がある。そのあたりを拠点にした旅をしていない。いやそれよりも前々から行きたいと思っている候補先に三陸海岸があるではないか。しかし、JRではないので青春18きっぷが使えない。竜飛岬までドライブしたことはあるが、下北半島は未知の土地だ。
しかし、野辺地駅から大湊駅まではJRだが、青森や盛岡から野辺地へ行く列車(かつての東北本線)はJRではなくなったので、往復に1万円近くかかってしまうなあ~などとアレコレ思案ばっかりで決まらない。おまけに天候不順、猛暑続きで出かけるのを躊躇っていた。
そんなこんなできっぷ利用期限が残すところ十日間を切ってしまった。四国、九州、北海道の旅も考えたが、今回は北東北の岩手県と青森県、とりあえず東北本線で盛岡へ行こう!と思った。以下にその検討のための地図を整理した。
▶Google My Maps~マップ数が500件を超え、サイズが5MBになっているため表示に時間がかかり。しかも検索機能がないため不便である。
▶MyMaps一覧~名前順、カテゴリー別にリンク作成予定(スマホからは直接移動できない)
盛岡の旅
東北には何度も旅をしたが、盛岡周辺や三陸地方は空白地帯になっている。かつての東北本線の盛岡〜青森間は第三セクター鉄道なのでJR青春18きっぷを利用できない。運賃が5590円、1回乗り換えで3時間近くかかる。新幹線を使えば1時間15分程度。運賃は6050円!たった460円違うだけだ。在来線でトコトコ行く旅人はほとんどいないのではないか?
JR花輪線〜奥羽本線で青森へ移動することを考えた。弘前に二泊して駅周辺を旅するつもりで予約をしようとしたら、東横イン弘前がコロナ専用になっていた。APA青森に空き室があった。東横より安かったのでAPAにする案もある。今年になって東横インが実質2割ほど高くなったので、APAも検討するようになった。
もともと青春18きっぷを使いだしたのが横浜~奈良の往復の途中で下車して歩き旅をするためだった。当初は東海道本線と中央本線、関西本線が中心で、どういう経路でどこに旅するかで迷うことはなく、行きたいところがたくさんあった。いまはどこに行くかを決めるのに苦労する。
宿を確保するのが先決なので、盛岡と青森に泊まることにして、東横イン盛岡二泊とアパ青森二泊を予約した。どこを訪ねるかは前夜までに決めれば良い。