2021年11月20日、初めて相模線に乗った。 茅ケ崎駅と橋本駅を結ぶJR東日本の鉄道路線で、駅数 18駅、距離 33.3 km、開業 1921年9月28日
旅の地図:♧埋込 https://goo.gl/DLirpU ◆編集(ログイン) https://bit.ly/35Wgxf9
★2009年11月16日 富山での講演の後、はじめて北陸本線途中下車の旅をした。高岡古城公園、兼六園、東尋坊、永平寺を訪ねた。このときはまだ「青春18きっぷ」の存在を知らなかったが、思いつきで途中下車をしてぶらりと名所旧跡を訪ねる旅の楽しさをはじめて知った。 思い返せば、この旅が青春18ぶらり旅の嚆矢となる。高岡古城や兼六公園は観光スポットで歩き回るといっても点が中心だったが、東尋坊はローカル線の終点から海岸に出て崖沿いを歩いて訪ねた。言ってみれば線の旅であり、その後の歩き旅につながるものだった。
当時の記録を見ると、往路に浜松で途中下車して大学の同期会に出席している。同期のほとんどが東(首都圏)と西(関西)の二極集中的に住んでいるので、5年に一回は東西合同で会おうということになっていた。その第一回が11月15日だった。10年以上も経つ。撮った動画を見ると、みんな若々しく元気な立ち居振る舞いである。
余談だが、当時はiPod nanoという手のひらに収まる小さなガジェットを使って動画を撮っていた。いまでは考えられないほど低画質、動画サイズは640x480px、今どきの用語でいえば 0.3MPである。今どきのスマホでは6MP~20MPが普通になっている。HDTV(2MP)や4K(8MP)テレビで見たり、A4サイズ高画質(6MP~9MP)印刷したりする限りは十分すぎるようになっている。これに比べれば、0.3MP(VGA)は余りにも低画質だが、画像処理技術の歴史に触れてきた人間にすれば、VGA は長年にわたる標準技術仕様であり、実用的な仕様だったといえる。今でも、産業用カメラの低価格モデルの標準であり、私もWeb記録用の写真や画像とかスクリーンショットなどはVGAで十分だと思って保存している。
余談が余談を呼び込んでしまったが日記だから許される。iPod nanoは旅のお供として優れものだった。第一に超軽い。たった36.8g、いまのスマホの5分の1で、Yシャツの胸に入れてのその存在を忘れるほど小さくて軽い。それでVGA動画が、H.264/AACで撮れるのだからすごい!数年後にスマホに移行するようになり使わなくなるまで重宝したものだ。いまもiPod nanoで撮った動画が残っている。
本論が何か忘れてしまった。というより、もともと本論なるものはない。思いつくままに歩くぶらり旅と同じで、思いつくままに書いている。この間の旅の記録の整理と次回の旅を思案しているなかで、北陸本線の半分以上が第三セクターになり、もう青春18きっぷを使えないんだと思うと同時に、過去の旅を振り返っていた。
本記事の出足のセクションは、北陸本線の旅の地図♤http://goo.gl/DLirpUに書き残した文だ。思い返すと、今に続く青春18きっぷを利用したローカル線途中下車の旅の奔りが、富山での講演の帰りに数か所訪ねたローカル線の旅だった。その旅の記録が残っていた。Bloggerに再掲する。
いまの旅の記録は写真、動画、地図の3つを整理するように構成しているが、地図(歩いた経路)の実測値を記録するようになったのは、Garminを購入して初めて使用した2013年3月の山陰本線の旅のときからだ。それまでは旧Googleマップ(まだMyMapsはなかった)に目印を追加しながら個別に作成していた。
北陸本線(米原~金沢~富山~直江津)をつぎに利用したのは2011年になってからだ。
★2011年 余呉の湖、小谷城跡を訪ねた。横浜から奈良に移動するときに米原で途中下車して足を伸ばした。
★2014年12月 奈良から北陸本線~大糸線経由で横浜に戻る。
恐山行バスの同乗者のひとりが、帰りのバスでも青森駅でも一緒になった。互いに明日の旅の予定を話す。僕は駅員から、通過する(途中下車しない)限りは青森から八戸までの青い森鉄道の列車に青春18きっぷで乗れることを確認したので、JR八戸線に乗り継いで終点の久慈まで行くことにした。
彼女はトンネルをくぐって函館へゆくという。「大人の休日倶楽部」(吉永小百合が宣伝)の切符で、新幹線も特急も乗り放題だという。その二日後、宮古で同宿した人からも四日間連続あるいは七日間連続して乗る条件だが、乗り降り自由のお得な切符があると聞いた。
旅の目的や行程によっては青春18きっぷより価格的にも利便性も良い場合があることを知った。青春18きっぷは季節きっぷだが、秋の行楽シーズンには発売されない。今秋は紅葉狩り旅に利用できるお得な切符を探して出かけようと思っている。ネットで探すが、具体的な利用条件や制限事項がもう一つよくわからないので折を見て最寄りの駅や観光案内所で聞いてみよう。▶「秋の乗り放題パス」というきっぷがあった!
「休日お出かけパス」という切符があった。フリーパスエリアという区間に限って、かつ土休日(GW/夏季休暇/年末年始は平日も含む)の一日に限定して乗り降り自由な切符(2720円)である。JR東日本のフリーパス区間はかなり遠方まで設定されているので、日帰り往復の通常料金より安くなる場合がある。
この切符を利用するとお得な日帰り旅の候補地を調べた。JR横須賀線から大船や戸塚、横浜で乗り換えて直行できる駅で、「休日おでかけパス」を使った方がお得な行き先がいくつか見つかった。下記は大船を起点とした場合の候補駅までの往復運賃と片道所要時間である。
往復4~5時間の日帰り旅になる。電車での長い移動が苦手な人には向かない。私が青春18きっぷを使った、最長の日帰り旅は、信越本線横川駅だった。一日分だけ残っていたので最終期限日の4/10に釜飯を食べに行った。幸運なことに満開の桜と雪景色に出会えた。往復運賃6820円、乗換1回、片道181km、片道3時間24分。早朝に出かければ10時前に横川に着く。5時間ほどぶらりと歩いて帰ると夕方に着く。帰りの電車の中で撮った写真の整理をしていると退屈もせずあっという間に着く。意外と余裕のあるのんびり旅だった。
「休日おでかけパス」を利用した群馬、埼玉、秩父、奥多摩など関東周辺部の里山歩きの日帰り旅が楽しめそうだ。
230401 初めて「休日おでかけパス」を使って日帰り旅をした。両毛線の栃木駅まで乗り、栃木蔵の街~大平山公園を散策する日帰り旅をした。普通運賃4620円のところを2720円で往復できた。片道2時間を優雅に移動するために800円のグリーン車を利用できることを後で知った。往復グリーン車を利用してもまだおつりがくるほどお得なきっぷだと分かった。
実はこの日早朝4時半に出かけて、青春18きっぷで、東海道本線〜山陽本線もしくは山陰本線の旅にでるつもりだった。駅の券売機でいつものようにピッピッピーとお得な切符購入画面を表示する。ところが「青春18きっぷ」が表示されない。再度試すが同じだ。ちょうど通りかかった若い駅員さんに訊くと「あら?ほんとですね。表示がない!ちょっと調べてきます!」と言い残して駅室に駆け込んだ。先輩駅員に聞いてすぐ分かったのだろう、「分かりました!昨日で販売終了でした」と申し訳なさそうに教えてくれた。
過去何回も購入して知っていたのに、この時ばかりはすっかりして失念していた。間抜けな吾輩だった。スゴスゴ引き返す気もなく、ましてや正規料金で1万円も必要な遠距離の乗り鉄をする気もなく、思わず彼女に「日帰りでもいいが、ほかにお得な切符がないか?」と訊いて教えてくれたのが「休日おでかけパス」だった。
計画していたのは下関まで行って引き返し、中旬頃に福島の一本桜、とくに日本三大古木のひとつ、三春桜見物の旅をしようと大雑把に考えていた。それが初日から頓挫した。例によって当日の宿を予約していなかったのでキャンセルに慌てることもなく実害はなかったが、青春18きっぷを利用した冬の旅に続いて春の旅もできなかったのが悔しい。
三春桜だけでも見に行こうと毎日開花をチェックしていたが、天候不順だったり、韓流ドラマを見てからにしようとか、早朝目覚めが悪かったりとか、宿が望むように取れないとか、あれこれあって日が経ち、結局昨年より10日以上も早く見頃が過ぎてしまった。思い通りにいかないのがこの世の常だと嘆いても仕方がない。
※9月3日(土)にJR宇都宮線列車内で新規作成後、旅の経緯を追記、編集している。
一昨日、第一日目は盛岡駅周辺を考え、東北方面の旅を検討したが具体的には決まらず、宿泊地の目星(空き室があるかチェック)だけをつけて、とりあえず盛岡を目指すことにした。早朝5時25分、横浜発(鎌倉04:57発)の東海道本線(上野東京ライン)に乗った。土曜日だが意外と人が多く満席に近かった。もちろん座席でスマホやパソコンを使うのに問題はない。
一挙に今日中に盛岡へ行ってもよいし、途中で下車してもよい。東北本線は十数回は利用しているので結構沿線の土地鑑(地理カン)がある。どこで途中下車して歩こうかなと考え窓外を眺めていることが多いからである。どの時間帯でも乗換駅はほぼ同じである。
黒磯まではだだっ広い関東平野を走る。宇都宮を過ぎると少しづつ田園風景を眺められる。山といえば、筑波山と那須連山が見えるくらいだ。冬の季節は雪を被った日光〜那須連山が美しい。
列車内であれこれ検討したが昼頃、東横イン盛岡を連泊予約し、盛岡へ直行した。盛岡城址公園と山田線に関心を持ったからである。
廃線になるかもしれない山田線に乗車し宮古まで日帰り旅をした。お目当ては浄土ヶ浜!盛岡から日帰りで訪ねる価値があった。朝食が6時半からで、盛岡0632発の列車があることに気づくのが遅かった。次発が1109で、宮古まで往復5時間近くかかるが、帰りの最終列車(宮古1808)まで4時間半ほどあるので浄土ヶ浜をゆっくり歩いて見学できると判断した。とはいえ最終列車1808に間に合うように歩き旅に気を使うのが面倒だったので、盛岡0632~宮古0901(浄土ヶ浜ほか見学6時間余)宮古1554~盛岡1821の行程を推奨する。山田線の途中下車は日帰りで一回はできるが、観光案内所でも聞いたが、どの駅が良いかは分からない。
午前中盛岡城址を中心に市内を散策した。盛岡1235発の花巻線(花巻~好摩は青春18きっぷが使えない)に乗り、弘前または青森に移動するつもりで宿を探した。鹿角花輪〜大館が不通になっており代行バス(路線バス)が運用されていた。待ち時間を含め余分に3時間を費やした。途中下車の旅(念頭にあったのは弘前~黒石界隈)はあきらめ青森へ直行した。青森駅で駅員に聞いて、青森から乗車し、野辺地で乗り換えて下北へ直行する場合は青春18きっぷが使えることを確認した。
青森は仕事での出張を含め三回訪ねており、山内丸山遺跡や龍飛岬(レンタカー)なども行っており、行きたいところが思いつかなかったので、思い切って恐山まで日帰り旅をした。高野山、比叡山と並ぶ3大霊場のひとつで一度は訪ねたい場所である。約5時間ゆっくりと歩き旅を楽しんだ。訪問客は、平日昼間だからかもしれないが、女性が多く7割くらいを占めていた。休憩中に知り合った女性とは帰りの電車が青森まで同じだった。聞けば、JR休日倶楽部(かな?)メンバーで、翌日は新幹線で青函トンネルを越え函館に行くそうだ。函館に限らず北海道は青春18きっぷの旅をしたことがない。元気なうちに旅したいものだ。🚂片道 100km 2h08m ¥2220 + バス¥810 👣恐山 4.6km 11556歩 2h23m
三陸海岸は、最北部の葦毛崎展望台を訪ねただけである。今回はまず鮫駅から蕪島~葦毛崎展望台を歩き、種差海岸を訪ねようと思った。その後、三陸海岸を南下し、久慈~宮古~釜石と辿る計画だが、土地鑑がないので、どこを歩くかはマップをにらみながら勘で決めた。世の中のうわさで知っていたのは「あまちゃん」のロケ地だがスポットには興味がない。鵜の巣断崖が有名だが、最寄駅から歩くと往復5時間以上かかる…などとあれこれ考えた。常とう手段の「駅から駅へ歩く」を判断基準にして決めた。
盛岡周辺を旅しよう! ……とメールでつぶやき xxx.yyy@blogger.com に送った。それがこの記事で、それをもとに編集している。SNSが普及する前、多分10年ほど前までは、携帯で撮った写真に文を添えて、ブログサイトで一意に割り当てたメールアドレスに送って記事を作成していた。
旅の途中で撮った写真を添付したメールを送るだけでよいので、時間とバッテリーを節約して記事を投稿できる手段として重宝した。その後、複数サイトに同時にメール送信で投稿できるPixelPipeを重宝したが、SNS普及で廃れた。
5年ほど前からは、ほぼInstagramしか使っていない。買い替えたスマホで写真を撮るとInstagramのアイコンが表示されたので、これをクリックしてシェアするだけという簡便さが気に入った。それがfacebookの狙いで、それを実現するためにInstagramを買収した。
それ以前にInstagramを使ったが他のアプリ(とくにSNS)との連携がなかったため使わなくなっていた。5年前に買い替えたスマホ(fujitsu製)の標準カメラでデフォールトとして採用されたのがInstagramだったわけだ。その時にはfacebookに加えて、twitter, tumblr, amebaなどにも自動投稿するように設定できた。
そんなことを思い出して書いたが、本来は購入済みの青春18きっぷの有効期限があと十日しか残っていないので、どこへ行くか検討するために過去の旅の地図を整理していた。10年もぶらり旅を続けていると訪ねた場所もいつの間にか数百カ所になり、あそこもここも行ったなあ、でもあそこはまた行きたいな~などと思いを馳せて、なかなか行き場所が決まらない。
あっちこっち行ったといっても本州と北海道の一部だけである。本州でも、西は山陽本線岩国、山陰本線鳥取までなので、島根県や山口県は行っていない。東北には十数回は行っているが、盛岡以北は行っていない。もちろん、ぶらり旅を始める以前にビジネスやドライブで行ったことはある。ローカル列車に揺られて気に入ったところで降りて歩く旅をしていないという意味である。
盛岡、弘前、青森、八戸には東横インやアパホテル(パートナー)がある。そのあたりを拠点にした旅をしていない。いやそれよりも前々から行きたいと思っている候補先に三陸海岸があるではないか。しかし、JRではないので青春18きっぷが使えない。竜飛岬までドライブしたことはあるが、下北半島は未知の土地だ。
しかし、野辺地駅から大湊駅まではJRだが、青森や盛岡から野辺地へ行く列車(かつての東北本線)はJRではなくなったので、往復に1万円近くかかってしまうなあ~などとアレコレ思案ばっかりで決まらない。おまけに天候不順、猛暑続きで出かけるのを躊躇っていた。
そんなこんなできっぷ利用期限が残すところ十日間を切ってしまった。四国、九州、北海道の旅も考えたが、今回は北東北の岩手県と青森県、とりあえず東北本線で盛岡へ行こう!と思った。以下にその検討のための地図を整理した。
▶Google My Maps~マップ数が500件を超え、サイズが5MBになっているため表示に時間がかかり。しかも検索機能がないため不便である。
▶MyMaps一覧~名前順、カテゴリー別にリンク作成予定(スマホからは直接移動できない)
東北には何度も旅をしたが、盛岡周辺や三陸地方は空白地帯になっている。かつての東北本線の盛岡〜青森間は第三セクター鉄道なのでJR青春18きっぷを利用できない。運賃が5590円、1回乗り換えで3時間近くかかる。新幹線を使えば1時間15分程度。運賃は6050円!たった460円違うだけだ。在来線でトコトコ行く旅人はほとんどいないのではないか?
JR花輪線〜奥羽本線で青森へ移動することを考えた。弘前に二泊して駅周辺を旅するつもりで予約をしようとしたら、東横イン弘前がコロナ専用になっていた。APA青森に空き室があった。東横より安かったのでAPAにする案もある。今年になって東横インが実質2割ほど高くなったので、APAも検討するようになった。
もともと青春18きっぷを使いだしたのが横浜~奈良の往復の途中で下車して歩き旅をするためだった。当初は東海道本線と中央本線、関西本線が中心で、どういう経路でどこに旅するかで迷うことはなく、行きたいところがたくさんあった。いまはどこに行くかを決めるのに苦労する。
宿を確保するのが先決なので、盛岡と青森に泊まることにして、東横イン盛岡二泊とアパ青森二泊を予約した。どこを訪ねるかは前夜までに決めれば良い。