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東海道の旅2023

青春18きっぷを利用したJRローカル線途中下車の旅を「青春18ぶらり旅」と呼んだ。18きっぷが使えない時期でも旅することが多くなったので「ぶらり旅」とか「途中下車の旅」などと称するようになり、日帰りでぶらりと歩く時は単に「歩き旅」というようになった。

そんな旅を始めてから、もう10年以上になり、趣味になった。始めた頃に最も多く乗ったのは東海道本線である。横浜から京都までJR普通列車に乗って、車窓の景色を眺めたり、パソコンを使ったり、居眠りをしたりしながら、のんびりと移動する。

やがて、乗り換え駅で下車し、駅周辺を歩くようになる。駅近くに小高い丘や山があれば、土地の人に聞いて山道を見つけて歩くようになった。思い付きで歩くのだが、神社仏閣、城址城跡、史跡を訪ね歩くことが多くなった。そこには歴史と文化があり、神社や寺の裏山に山道があり、豊かな自然が残っていることが多い。そんな自然の歩道、土と草の道、岩があり、根っ子が張り出した道、そして落葉に覆われた道、そんな道を歩くのが楽しい。

話が逸れているが、今回は懐かしい東海道本線沿いの訪問地を思い出し、まだ途中下車していない駅の周辺を歩くことにした。孫の運動会を参観するために豊田市へ移動したのだが、その後どこへ旅するかは未定だった。前回の旅もそうだったが、未計画でその場その場で行く先を決めるぶらり旅である。

最初は、前回の旅で目星をつけていた愛・地球博記念公園を訪ねることにした。ほぼ見終わった頃、この日の宿を探すのに30分ほど費やし、東横INN三河安城(新幹線南口)にした。名古屋〜豊田市(三河地方)界隈ではいつも空き部屋があり格安であることが多い。

夕刻になってもどこに行くかが決まっていなかった。現在地から半径50㎞(移動時間1時間)以内の宿を探し、その宿の周辺にある歩き旅を誘う場所を探した。北から時計回りに、美濃、中津川、豊橋、桑名、大垣の概ね濃尾平野を囲む山間部まで含まれる地域である。

前回同様に中央本線もしくは久しぶりに豊橋から長距離の飯田線沿いの史跡を訪ねることも考えたが、列車本数が少なく宿も少ないため、無計画では旅をしにくいのであきらめた。とはいえ三河安城周辺に歩きたい場所はない。思いついたのが、名鉄西尾線で西尾城跡とか吉良庄だった。翌日、JR安城で降り徒歩で北安城へ移動し西尾線に乗って南へ下った。

余談~近隣の駅名が紛らわしいので注意!

安城、三河安城、新安城、北安城、南安城が近接している。JR三河安城から西尾線に乗り換えるためには、刈谷~知立経由もしくは岡崎~中岡崎~岡崎公園経由で遠回りしないといけない。時間的・距離的に一番近いのが、安城駅から北安城駅まで約1キロを歩いて乗り換えることだった。スマホの地図と乗換案内のアプリがなければ、こんなルートは思いつかない。アプリさまさまである。

最初に目指すのは西尾城跡だと決めたが、ほかにも華蔵寺(高家吉良家の菩提寺)、東条城跡、天竹てんじく神社あるいは吉良吉田、一色干潟、吉良ワイキキビーチなど目を引く場所がある。さらに蒲郡線で東へ移動すると、愛知こどもの国や形原温泉(あじさいの里)などがある。


行程
月日場所歩数距離備考
10/27 👣東海道の旅 👣御厨古墳群 👣豊田町 18,289歩   9.3km ▶写真
10/28 👣新豊田~新上挙母 👣愛・地球博記念公園 26,739歩 13.0km▶写真
10/29 👣西尾城跡~熱池神社~天竹神社 25,627歩 14.8km▶写真
10/30 👣刈谷城跡~ 👣岡崎城跡~ 👣藤川宿 26,873歩 13.7km▶写真
10/31👣本宿~旧東海道~名電赤坂 20,447歩 10.7km▶写真
11/01👣根堅遺跡~岩水寺~森林公園 25,536歩 11.5km▶写真
11/02👣磐田駅~遠江国分寺跡~見附宿 31,873歩 17.2km▶写真
11/03👣掛川古城~龍尾神社~大池公園 31,764歩 17.3km▶写真
11/04👣新富士~田子の浦港公園~吉原宿 22,160歩 11.7km▶写真
合計 229,308歩  119.2km

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