旅の地図:♧埋込 https://goo.gl/DLirpU ◆編集(ログイン) https://bit.ly/35Wgxf9
★2009年11月16日 富山での講演の後、はじめて北陸本線途中下車の旅をした。高岡古城公園、兼六園、東尋坊、永平寺を訪ねた。このときはまだ「青春18きっぷ」の存在を知らなかったが、思いつきで途中下車をしてぶらりと名所旧跡を訪ねる旅の楽しさをはじめて知った。 思い返せば、この旅が青春18ぶらり旅の嚆矢となる。高岡古城や兼六公園は観光スポットで歩き回るといっても点が中心だったが、東尋坊はローカル線の終点から海岸に出て崖沿いを歩いて訪ねた。言ってみれば線の旅であり、その後の歩き旅につながるものだった。
当時の記録を見ると、往路に浜松で途中下車して大学の同期会に出席している。同期のほとんどが東(首都圏)と西(関西)の二極集中的に住んでいるので、5年に一回は東西合同で会おうということになっていた。その第一回が11月15日だった。10年以上も経つ。撮った動画を見ると、みんな若々しく元気な立ち居振る舞いである。
余談だが、当時はiPod nanoという手のひらに収まる小さなガジェットを使って動画を撮っていた。いまでは考えられないほど低画質、動画サイズは640x480px、今どきの用語でいえば 0.3MPである。今どきのスマホでは6MP~20MPが普通になっている。HDTV(2MP)や4K(8MP)テレビで見たり、A4サイズ高画質(6MP~9MP)印刷したりする限りは十分すぎるようになっている。これに比べれば、0.3MP(VGA)は余りにも低画質だが、画像処理技術の歴史に触れてきた人間にすれば、VGA は長年にわたる標準技術仕様であり、実用的な仕様だったといえる。今でも、産業用カメラの低価格モデルの標準であり、私もWeb記録用の写真や画像とかスクリーンショットなどはVGAで十分だと思って保存している。
余談が余談を呼び込んでしまったが日記だから許される。iPod nanoは旅のお供として優れものだった。第一に超軽い。たった36.8g、いまのスマホの5分の1で、Yシャツの胸に入れてのその存在を忘れるほど小さくて軽い。それでVGA動画が、H.264/AACで撮れるのだからすごい!数年後にスマホに移行するようになり使わなくなるまで重宝したものだ。いまもiPod nanoで撮った動画が残っている。
本論が何か忘れてしまった。というより、もともと本論なるものはない。思いつくままに歩くぶらり旅と同じで、思いつくままに書いている。この間の旅の記録の整理と次回の旅を思案しているなかで、北陸本線の半分以上が第三セクターになり、もう青春18きっぷを使えないんだと思うと同時に、過去の旅を振り返っていた。
本記事の出足のセクションは、北陸本線の旅の地図♤http://goo.gl/DLirpUに書き残した文だ。思い返すと、今に続く青春18きっぷを利用したローカル線途中下車の旅の奔りが、富山での講演の帰りに数か所訪ねたローカル線の旅だった。その旅の記録が残っていた。Bloggerに再掲する。
いまの旅の記録は写真、動画、地図の3つを整理するように構成しているが、地図(歩いた経路)の実測値を記録するようになったのは、Garminを購入して初めて使用した2013年3月の山陰本線の旅のときからだ。それまでは旧Googleマップ(まだMyMapsはなかった)に目印を追加しながら個別に作成していた。
北陸本線(米原~金沢~富山~直江津)をつぎに利用したのは2011年になってからだ。
★2011年 余呉の湖、小谷城跡を訪ねた。横浜から奈良に移動するときに米原で途中下車して足を伸ばした。
★2014年12月 奈良から北陸本線~大糸線経由で横浜に戻る。