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若草山と御蓋山


 「みかさやま」には三笠山(342m)と御蓋山(284m)がある。三笠山は若草山の俗称である。江戸時代(17世紀頃)から、笠が三つ重なっているように見えることから三笠山と呼ばれるようになり、若草山、御蓋山と混同されるようになった。

御蓋山は春日山(の一部)で、春日神社の御神体である。春日山原生林の一部のため、立ち入り禁止になっている。

二つの山を区別するために、三笠山をサンカサヤマ、御蓋山をオンカサヤマと呼ぶ人もいるそうだ。Googleマップに三笠山は表示されない。

阿倍仲麻呂の有名な歌「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」の「三笠の山」は、本来は「御蓋山」を指して詠まれたものとされている。

※奈良県民は、奈良公園から見える芝生の山は「若草山」と呼び、山焼きの行事も「若草山焼き」と呼ぶ。「三笠 みかさ」は、三笠焼き(どら焼き)のことである。

✿奈良公園から若草山(写真)

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